IH・電気・ガスコンロの電磁波の影響と対策

2023.05.20

ガスコンロ・電気コンロ・IHの電磁波の違い

電磁波は体に悪い影響を及ぼすので、
料理に使うIH、電気コンロ、ガスコンロ
の電磁波の影響は気になるところです。

そこで、IH、電気コンロ、ガスコンロの
電磁波の影響と対策について調べたので
シェアします。

我が家ではガスコンロを使っているので、
その体験談もご紹介します。

IH・電気・ガスコンロの電磁波の影響

IH、電気コンロ、ガスコンロ
の3つのタイプのコンロは、

異なる加熱方式を使用しており、
それによって生成される電磁波も
以下のように異なります。

1.ガスコンロ

ガスコンロは、燃焼によって加熱します。

ガスバーナーから出るガス(一般的には
都市ガスまたはプロパンガス)が点火され、
炎が調理器具の底部に直接熱を伝えます。

ガスコンロは電磁波を発生しません。

IH・電気・ガスコンロの電磁波の影響

2.電気コンロ

電気コンロは、電気抵抗を
利用して加熱します。

一般的な電気コンロは、
金属のコイルやヒーターに電流を流し、
その抵抗によって熱を発生させます。

この加熱プロセスでは、
主に赤外線放射を通じて
熱を伝えます。

赤外線は、可視光線の一部としても
知られる電磁波のスペクトルの一部です。

3.IH(誘導加熱)

IHは誘導加熱と呼ばれる
加熱方式を使用します。

IHは、コンロの下に配置された
銅コイルに高周波電流を流すことで
加熱します。

銅コイルは磁場を生成し、

それによって調理器具
(例:IH対応の鍋やフライパン)
内の導体である食材を加熱します。

この加熱プロセスでは、
主に高周波電磁波が発生します。

このように、
ガスコンロは電磁波を発生せず、

電気コンロは主に赤外線を放射し、
IHは高周波電磁波を発生します。

そして、これらの電磁波は、
周囲の環境にも僅かに放射されますが、
一般的には調理器具や食材に集中します。

ガスコンロは電磁波を発生しませんが、
直接炎を使用するため安全性の面では
燃焼に関連するリスクがあります。

その点、電磁波を使用して加熱するため、
電気コンロとIHは安全性に優れています。


製品は安全基準に準拠してテストされ、
放射する電磁波のレベルも安全な範囲内
に制御されています。

一般的に家庭で使用されるガスコンロ、
電気コンロ、IHは、適切な取り扱いと
適切な使用下では安全です。

ただし、製品の取扱説明書をよく読んで、
製造業者の指示に従うことが重要です。

IH・電気・ガスコンロの電磁波の対策

ガスコンロ、電気コンロ、
IHクッキングヒーターは、

それぞれ調理方法が異なり
電磁波の発生量も異なります。

ガスコンロは、ガスを燃焼させて
熱を発生させて鍋を加熱します。

ガスコンロから発生する電磁波は、
ほぼゼロです。

なので、ガスコンロに関しては
電磁波対策は不要です。

IH・電気・ガスコンロの電磁波の対策

電気コンロは、電熱板を熱させて、
その熱で鍋を加熱します。

電気コンロから発生する電磁波は、
IHクッキングヒーターよりも多いです。

そして、IHクッキングヒーターは、
磁場を発生させて鍋を加熱します。

IHクッキングヒーターから発生する
電磁波は電気コンロより少ないです。

ただ、電気コンロとIHクッキングヒーターを
含む様々な調理器具から発生する電磁波は、
国際的に安全と認められている基準値以下です。

それでも電磁波が気になる場合は、
調理器具と調理器具の間に耐磁性のある
マットを敷くなどの対策をとりましょう。

電磁波をカットするサボテンもあります。

電磁波をカットする効果があるセレウスサボテン

電磁波のまとめとガスコンロの体験談

電磁波に関しては国際的な
安全基準と規制が存在し、

電磁波の放射レベルを制限して
人々が日常的に使用する製品の安全性
を確保するために設定されています。

電磁波に対する個々の人の感覚は異なるため、
感受性の高い人は電磁波による影響を感じる
場合があります。

しかし、発生する電磁波は人体に害を及ぼす
ほど強力ではありません。

なので、ガスコンロ、電気コンロ、IHの
いずれも安全に使用することができます。

ただ、どうしても電磁波が気になる場合は、
ガスコンロがおすすめです。

我が家もガスコンロを使用していますが、
電磁波の影響は全く感じません。

ただ、火がでるので調理中は気をつける
必要があります。


以下の無料講座は、電磁波以外の健康に
役立つ情報もお伝えしています。