アボカドオイルの危険性は?健康効果と使い方

2023.05.22

アボガドオイルの効果と使い方

りんご、イチゴ、バナナ、ぶどう、
梨など数多くの果物がありますが、

アボカドは果物の中で最も栄養価が
高いと言われています。

アボカドはスーパーなどで
野菜コーナーに置かれていますが、
立派な果物です。

そして、ギネスにも世界で一番栄養価
の高い果物として認定されています。

アボカドの原産地は中南米で、
その名前はアステカ族の言葉で
『生命の泉』に由来しています。

そんなアボカドは豊富な
栄養素を含んでいるので、

アボカドの効果や料理に使うと
おすすめのアボカドオイルについて
以下にご紹介します。

アボカドの栄養素

人間が健康を維持するために、
必要な栄養素は多数ありますが、

その中でも欠かすことのできない
5つの栄養素は以下になります。

・糖質(炭水化物)
・脂質
・たんぱく質
・ビタミン
・ミネラル

これらを5大栄養素と言います。

現代人はビタミンとミネラルが
不足しがちと言われていますが、

約20種類ものビタミンとミネラルが
含まれているアボカドはおすすめです。

アボカドの栄養素と効果

まず、アボカドには、

・ビタミンE
・ビタミンB2
・ビタミンB6

が豊富に含まれています。

さらに、ミネラルは、

・鉄
・リン
・カリウム
・マグネシウム

が豊富に含まれています。

アボカドを食べるだけで、

不足しがちなビタミンと
ミネラルが摂れるので、
食卓に加えてみましょう。

アボカドには、5大栄養素に次ぐ
第6の栄養素とされている食物繊維
も豊富に含まれています。

アボカドに含まれている
栄養素はまだあり、その一つは
細胞分裂に関与する葉酸です。

そして、アボカド大豆不鹸化物や
ルテインも含まれています。

こののように、アボカドには
多くの栄養素が含まれていますが、
以下は栄養素毎の効果になります。

アボカドの健康効果

ここでは、アボカドに含まれる
栄養素毎に効果をご紹介します。

○ビタミンEの効果

ビタミンEには抗酸化作用があるので、
アンチエイジング効果が期待できます。

○ビタミンB2とビタミンB6の効果

ビタミンB2、ビタミンB6は、
タンパク質や脂質の代謝を促進
してくれます。

なので、運動後にアボカドを
食べるのも良いと思います。

○リンとマグネシウムの効果

リンとマグネシウムは、
骨や歯の形成に必要な栄養素ですし、
鉄分が不足すると貧血になってしまいます。

特に、女性は鉄分不足になりやすいです。

○カリウムの効果

カリウムは血圧を下げる作用や、
筋肉の緊張をほぐしリラックス
できる効果もあります。

アボカドのカリウムの含有量は、
青果でトップクラスのです。

ただ、健康効果も高いですが、

腎臓病や透析をしている方は
制限が必要となりますので
注意してください。

○食物繊維の効果

食物繊維は昔は食物のカス
だと考えられていましたが、

その後の研究で以下のような
効果があることが分かりました。

・便秘改善
・腸内環境の改善
・糖尿病を予防
・血中コレステロール値を低下

特に、腸は単なる消化器官でなく、
腸は第2の脳と言われているように、

神経や免疫においても様々な役割を
果たしているので腸内環境の改善は
とても重要です。

そして、食物繊維は老廃物を排出し、
腸内の有害物質を減らすのに大切な
成分になります。

アボカドには不溶性の食物繊維が豊富で、
アボカド1個でゴボウ1本分に匹敵する
量の食物繊維が摂れます。

しかも、アボカドには水溶性食物繊維も
ゴボウ3分の2程度の量が含まれるので、
バランス良く食物繊維が摂れます。

ぜひ、アボカドで腸内環境を改善したり、
整えていきましょう。

○葉酸とルテインの効果

葉酸は妊婦さんや、赤ちゃん
を持つ家庭には欠かせません。

アボカドは妊活にオススメの
果実なのです。

○アボカド大豆不鹸化物の効果

そして、軟骨を修復する効果や
炎症反応を予防する効果のある

アボカド大豆不鹸化物も含まれており、
関節炎の予防、痛みの緩和ができます。

○ルテインの効果

もう一つ、アボカドには、
目から入る光の刺激から眼を守る
ルテインも含まれています。

ルテインは、紫外線やスマホや
パソコンのブルーライトからも
目を守る性質があります。

このように、ルテインは眼の
調子を整える機能があるので、

スマホやパソコンをよく使う人は
特に摂りたい成分です。

アボカドの脂肪は体にいい?

アボカドは、「森のバター」と
呼ばれるほど脂質が豊富です。

脂質の割合は全体の20%もあり、
青果のなかでは圧倒的な比率です。

脂質は積極的に摂りたくない
イメージがあると思いますが、

アボカドの脂肪は以下のような
効果のある不飽和脂肪酸です。

・腸の働きを活性化
・動脈硬化や高血圧の予防
・悪玉コレステロールの減少

そして、不飽和脂肪酸は
体内で合成できないので、

食物から摂取する必要がある
必須脂肪酸の一つです。

なので、アボカドの脂質は
積極的の摂るべきものです。

アボカドは良質な脂質に加えて、
ビタミン、ミネラル、食物繊維
も含むスーパーフードなのです。

アボカドには多くの健康効果があるので、
僕はアボカドの料理を楽しんでいますが、
料理にアボカドオイルも使っています。

アボカドオイルの健康効果

アボカドオイルはアボカドの
果実から抽出されるオイルで、

以下にのような効果があると
言われています。

アボカドオイルの効果と危険性

1.抗酸化作用

アボカドオイルに含まれる
ビタミンEやカロテノイドは、
強力な抗酸化作用を持つので、

紫外線や環境ストレスから皮膚を保護し、
老化のサインやシミの形成を防ぐ効果が
あるとされています。

2.栄養価の高さ

アボカドオイルには以下の
栄養素が豊富に含まれており、

・ビタミンE
・カロテノイド
・モノ不飽和脂肪酸(オレイン酸)

健康な皮膚や髪の成長を促進し、
細胞の再生をサポートします。

3.心血管への効果

アボカドオイルの主成分である
オレイン酸は、心血管の健康を
サポートするとされています。

適度な摂取量で摂ることで、
LDLコレステロール(悪玉コレステロール)
を低下させ、

HDLコレステロール(善玉コレステロール)
を増加させることが期待されます。

5.皮膚への保湿効果

アボカドオイルは皮膚に浸透しやすく、
皮膚に豊富な保湿効果をもたらします。

それによって乾燥肌やかさつきを防ぎ、
柔軟性と弾力性を保つのに役立ちます。

皮膚の炎症を抑える効果もあります。

5.炎症を抑える効果

アボカドオイルには抗炎症作用があり、
にきびや湿疹などの皮膚トラブルや炎症性
の状態の緩和に役立つ可能性があります。

一般的に、これらの効果が言われていますが、
体質やアレルギー反応には個人差があるので、
アボカドオイルを使う際には注意が必要です。

医療上の問題や健康に問題を抱えている場合、
使用前に専門家に相談するようにしましょう。

アボカドオイルの危険性

僕はアボカドオイルを料理に使っていますが、
3年以上使っても危険性は感じていません。

ただ、アボカドに含まれるオレイン酸は
摂りすぎると下痢になる可能性があったり、
人によって合う合わないもあると思います。

効果的な摂取量にも個人差があると思うので、
以下ではアボカドオイルの使い方と注意点を
ご紹介します。

アボカドオイルの使い方

アボカドオイルは一般的には安全ですが、
個人の体質や状況によっては適切でない
場合もあります。

そこで、アボカドオイルを使用する場合には、
以下の点に気をつけることをおすすめします。

1.品質の確認

まず、アボカドオイルを選ぶ際には、
品質の高い製品を選ぶことが重要です。

有機栽培されたアボカドから作られたオイルや、
適切な抽出方法で作られた製品を選びましょう。

また、アボカドはヘタがとれていないものを
選んでください。

ヘタがとれているとそこからカビが生えたり、
腐敗が始まっている可能性があるからです。

2.パッチテスト

アボカドオイルを初めて使用する時は、
肌に直接塗布する前にパッチテストを
行いましょう。

内側の腕の一部に少量のオイルを塗り、
24時間以上経過してから肌にアレルギー
反応が起こっていないか確認してください。

3.適切な使用方法

アボカドオイルは肌に塗布するだけでなく、
調理やサラダドレッシングの材料としても
使用することができます。

使用目的に応じて適切な方法を選びましょう。

4.医師や専門家への相談

健康上の問題を抱えている場合や、
既存の医療処方薬を服用している場合、

アボカドオイルの利用について医師や
専門家に相談することをおすすめします。

これらの点に注意して摂取すれば、
アボカドには色々な健康効果があるので
試してみる価値はあると思います。

ここでは、アボカドやアボカドオイルの
一般的な効果や危険性、使い方について
ご紹介しました。

ただ、効果には個人差がありますので、
使用する際は自分に合うか確認した上で
摂取するようにしましょう。

以下の無料講座では、体にいい食事の
とり方などについてお伝えしています。